2021.11.5
【不動産コラム】突然の訃報
いつもお世話になっております。
コロナの第五波は大分市内ではすっかり落ち着きを見せ
連日「0人」が続いております。
昨年はすべて中止となっていたような
研修会、会議、忘年会なども
今年は開催されつつあるという状況です。
さて、以前にこのブログの記事で
80代の方が、終活の一環として
お住まいだったマンションを売却され
市営住宅に移られた時の話をご紹介いたしました。
お引き渡し日は、今年の4月30日でした。
とてもお元気そうに見えて
マンションの売却で生活資金を増やすことができ
新しい生活に意気揚々とされていたのが印象的でした。
ところが、昨日、その方が今年の8月に亡くなったと聞きました。
驚きで言葉を失ってしまいました。
新居での生活は3か月余りだったことになります。
「これからは毎年、年賀状で、
生存報告をさせていただきますね(笑)」
とおっしゃっていたのに
一度も年賀状をやり取りすることは叶いませんでした。
なんとも言えないもの寂しさを覚えるとともに、
人生の最期に近い貴重な時期に不動産の売却をご依頼いただき
ご満足の笑顔を頂いたことは
改めて嬉しい出来事だったとありがたさも感じます。
まさかそれが最期となるとは思ってもいない中で
やはり、どんな時も、どんな仕事も、
その時その時のベストを尽くすことの大事さも改めて感じました。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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