【不動産日誌】牧の売地の契約が完了しました
いつもお世話になっております。
コロナも落ち着いており、また、急に涼しくなって
季節がすっかり変わってしまったかのような毎日ですが
皆様お元気にされておりますか。
先週になりますが、大分市牧の売地の契約が無事完了しました。
現在は弊社管理の月極駐車場の土地ですが、
地主さんの事情で、売却することになりました。
この土地の地主さん(売主さん)は、
数年前に弊社に飛び込みでご来店くださいました。
当時、この土地を買われた地主さんは、
土地について将来の運用計画はあったものの
当面は、月極駐車場としておきたいということで
弊社にお声をかけてくださったのです。
「この地域でたくさん看板を見かけるので
月極駐車場をお願いしようと思いました」
と当時おっしゃってくださったのを覚えています。
そして、つい最近になり、地主さんがその時のことを振り返って
「実は、この不動産を買った時に、
××××(不動産業者名)を通じて買ったんだけど、
契約時に説明不足があって、大変困ったんです。」
という話をされました。
どのように困ったのかという詳細については割愛しますが、
なるほど、それで弊社に飛び込みでご来店されたんだと、合点がいきました。
不動産の契約の際には、
契約に先立って、契約の内容やその不動産について
「重要事項説明書」という書面で説明をしなければならないと
法律上義務付けられています。
その説明の中に誤りや漏れがあると、
買主様が後で思わぬトラブルに巻き込まれることもあります。
ですので、重要事項説明書の作成は
最大限に神経を使って作成していますし、
ご説明をする際にも、可能な限り分かりやすく
誤解や勘違いが生じないようにお伝えすることに努めています。
どれだけ質が高く、かゆいところに手が届くような
本当の意味でお客様のためになる重要事項説明書を作れるか
という部分は、なかなか一般の方からは見えづらい部分だと思います。
ですが、不動産取引業(仲介業)という分野で仕事をさせていただく以上
本当の評価(真価)につながる大事な部分だと考えます。
ですので、手を抜けないというより、
大袈裟に聞こえるかもしれませんが、全身全霊で、重要事項説明書を作成します。
今回も、無事に契約が完了となりましたが、
契約前に、重要事項説明書を、宅地建物取引士により
買主様へとご説明させていただきました。
説明と契約と、お客様との質疑応答などで
時間はだいたい90分前後かかります。
契約内容や物件について十分ご理解をいただいた上で無事に契約が完了すると、
仲介業者としては、ほっと肩の荷が下りる瞬間でもあり、
お客様のために仕事ができたことを嬉しく思え、達成感を感じる瞬間でもあります。